スマホ肘(テニス肘 ゴルフ肘)
ひじの外側や内側が段々と痛むようになり、物をもったりタオルをしぼったりすると痛みが強くなります。
原因はスマホを使いすぎることにより、上腕骨の外側もしくは内側に付着している手関節を動かす腱の炎症といわれています。
外側が痛い場合は別名テニス肘と呼ばれています。テニスをしていなくても発症します。しかし、テニスをしている方の30〜50%はテニス肘であるといわれています。内側が痛い場合をゴルフ肘ともいいます。
治療は装具療法や投薬加療です。また、ストレッチも効果的です。症状がなかなか改善しない場合には局所麻酔剤とステロイドの注射をする方法もあります。
バネ指
親指を曲げると手のひらの関節に痛みが生じ、曲げたのは良いが、伸ばす時に強い痛みを感じ、バネ状に指がひっかかってしまう状況をいいます。指を使い過ぎると生じます。
腱鞘という腱をおさえるさやが炎症を起こして症状が出現します。
治療は投薬ならび注射を行うことがあります。
肩関節周囲炎
肩の関節の痛みが強く生じ、段々と痛みが強くなります。動かすと非常に痛く、夜間に痛みが悪化します。
肩関節周囲炎の約70%が女性に発症します。いわゆる五十肩と呼ばれています。
治療は薬物療法や関節内への注射で痛みをコントロールします。そして、肩関節の動きの改善のため、リハビリを行います。
肩関節の動きの状態によっては、非観血的関節受動術を行う場合があります。
脂肪腫
背部に柔らかい物があり痛みは無いが、最近大きくなってきたと感じることがあります。痛みやしびれは生じません。体幹に多くみられ、軟部腫瘍の中では最も多いです。
脂肪細胞の良性腫瘍です。
超音波検査やMRIで検査します。
ご自身の年齢が合致しないなどと早期に判断せずに一度当院までご来院下さい。