当院では既卒理学療法士がスキルを向上するため、そして入職後円滑に業務を開始するため、2つのサポート体制を整備しています。
1・既卒理学療法士のスキルアップサポート
①自己研鑽の補助
毎年一人当たり15万円の研修会の補助制度があります。15万円は受講費のみならず、交通費、宿泊費も含みます。他の理学療法士も積極的に受講しています。
また、PTジャーナルを定期購読しています。
②毎週の勉強会の開催(1回あたり約20分)
毎週テーマを決めて、理学療法士主体の勉強会を開催しています。
・隔週火曜日:徒手療法&運動療法のレクチャー。
・毎週金曜日:骨・靭帯・筋・神経の触診。
・毎週土曜日:エコー勉強会。
③研修情報の共有
月初めにその月の目標や、その目標を実現するための自己研鑽の予定を記載した紙をロッカーに掲示し、理学療法士間で共有しています。これにより、気になる講習会が書いてあれば、直接話を聞いたり、伝達講習を依頼することができます。
2・既卒理学療法士が円滑に治療を開始するためのサポート
①1ヶ月目の空き枠の設置
入職後最初の1ヶ月は仕事に慣れてもらうために、午前1枠(2単位)と午後1枠(2単位)は患者さんを担当しない空き枠を設けます。その枠ではカルテの記載や計画書作成、治療の準備や振り返りの時間にあてることができます。2ヶ月目からは全単位を担当する予定です。
②隔週水曜日のカンファレンスの開催
カンファレンスでは新たに担当した患者さんの報告、難渋症例の相談、現在の理学療法介入頻度等の報告をします。当院の理学療法士は教えるという立場ではなく、レントゲンやMRI画像を基に、本人の評価や導き出した問題点の絞り方等を一緒に確認します。
当院の既卒理学療法士に上記の内容に関して、インタビューしました。
その内容は下記の「詳しくはこちら」からご覧ください。